なぜ今メールマーケティングなの?
BtoCでは広く一般的になったメールマーケティング。
例えば新製品情報や、限定キャンペーンなどの情報が頻度高く送られてくる、
という日常に、あまり違和感をもたなくなってから久しいのではないでしょうか。
実はこれはBtoCだけの話ではなく、
今や製造業というBtoBの世界でも非常に注目されているマーケティング手法の一つになっています。
なぜメールなのか?
どんな目的・効果があるのか?
本記事では、まだメールマーケティングに取り組んだことのない方、
なんとなくメールを送るのは嫌だ、と思っていらっしゃる方に
目的と効果、今やるべき理由について簡単に解説していきます。
少コストで効果検証ができるDM、それがメールマーケテイング
製造業の販促活動では、展示会での対面営業はもちろんのこと、
これを補助するツールとして、
・ハガキDM
・FAXDM
などのいわゆる紙媒体が多く用いられてきました。
この方法で情報を受け取ることに嫌悪感を感じる方はあまり多くないかと思います。
メールマーケティングはこういったこれまで紙で届いていた情報が
電子情報として手元に届くようになるのです。
ではこれは送り手にとって何が良いのでしょうか?
メリットはたくさんありますが、一番シンプルにお伝えすると、効果検証とコストの観点です。
メリット1:効果検証ができる
従来の紙DMでは、お問い合わせという受け取り手の動きがないと、効果を測ることはできませんでした。
つまり、送り手は「誰が見たか」「何に興味を持ったのか」という重要な情報を取ることが一切できない、ということです。
例えば、見たのに興味を持たなかったのか、興味を持ったが問い合わせを後回しにされてしまってそのまま忘れられてしまったのか、、、
前者であればメッセージを再検討するべきですし、後者であればお電話でフォローしたいところですよね。
こういった、”これまで測れなかった効果の計測・検証”がメールという手段であれば可能になるのです。
使用するツールにもよりますが、基本的には以下のようなことがわかるようになります。
開封・・・誰が見たか
開封日時・・・いつ見たのか
リンクのクリック・・・いつ何に興味を持ったか
また、問い合わせという極めてハードルの高い行動のみではなく、
例えばカタログのダウンロード等に誘導することもできるようになります。
メリット2:少コストで実施できる
紙のDMは、当然ですが印刷の必要があります。
そのため、例えば使用する色数によって価格の大きな変動があったり、
送付する枚数に比例してコストが大きくなることは当たり前でした。
例えばメールの中に複数の情報を入れることも、写真を入れることも簡単。
受け取り手にとっては何がいいの?
業界 / 技術情報などの特定領域にて汎用的な情報のものを準備する!
ウェブマーケティングに力を入れているメーカー/商社では、通常の製品カタログに加えて、自分たちが属する業界や製品カテゴリについて、汎用的な業界情報や技術情報を「ホワイトペーパー」という形で準備しています。
Aperza catalogでも同様ですが、通常の製品カタログとホワイトペーパーでは、ダウンロードの数が平均数倍は異なり、圧倒的にダウンロードされやすいカタログの1つとなっています。
また、ホワイトペーパーを発行することで、カタログを見る人から「特定領域での先生」としての印象を得られるというメリットもあります。従って、これまでは自社の製品を知っていたお客様からの問い合わせが多かったところから、自社製品をあまり知らないが特定カテゴリで製品を探している方からの選定相談や技術問い合わせが増えることで、「○○と言えば御社!」というブランディングに成功する事例もあります。
例:日東金属工業社は製品カタログに加えて複数のホワイトペーパーを準備し、ステンレス製品メーカーのブランディングと引合獲得を実現
おわりに
今回は今、製造業でメールマーケティングが主流となっている理由について解説させて頂きました。
この機会に自社マーケティングにおけるメールの活用方法を再考頂ければ幸いです。自力での改善が大変な場合は、いつでも当社にご相談くださいませ。