せっかくはじめたメルマガ配信も早々にネタ切れ、何を送ればいいのかわからない…。
せっかく時間をかけてコンテンツを準備しても、思ったような反響がなかなか得られない…。
配信自体には慣れたけれど、上記ようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、メルマガに掲載するコンテンツのポイントについてご紹介いたします。
◆目次
メルマガって何を送ればいいの?
どんなコンテンツがある?
目的別コンテンツ選定のポイント
配信するネタに困らないために
メルマガって何を送ればいいの?
アペルザではメルマガとセールスメールを区別して配信することを推奨しています。
今回はそのうちの“メルマガ”で配信するコンテンツについてご紹介です。
そもそもメルマガとセールスメールは何が違うのでしょうか。メルマガとセールスメールでは、訴求効果に合わせ目的を分けて配信することがポイントです。メルマガでは、視覚的にわかりやすい情報を、まだ関係性の薄い顧客に向けて、ブランディングやプロモーションを目的に発信することが有効です。
どんなコンテンツがある?
では 、ブランディングやプロモーションで送る内容としてはどのようなコンテンツが考えられるでしょうか。ざっと検索するだけでも、いろいろなアイデアがヒットします。
業界知識/技術情報/製品情報/コラム/展示会やセミナーのお知らせ/キャンペーン情報…etc
数あるアイデアの中からどのようにコンテンツを選定していけばいいのか、ポイントをお伝えします。
目的別コンテンツ選定のポイント
メールを送る目的を明確化しよう
まず大事なのはメルマガを配信する目的を明確にすることです。配信目的を明確化した上で、目的に合ったコンテンツを準備しましょう。最初に配信目的を明確にしないと、そのメルマガで何を伝えたいのか、メール受信者がどのようなアクションを取ればいいのか曖昧になってしまいます。
送りたい内容がたくさんある…と言った場合でも、配信目的を 1~3つ以内に絞って送ることをおすすめします。
目的① 企業の認知度を高めたい・ブランディングしたい
メルマガの重要な役割のひとつが、効率的に情報をお届けすることで認知度を高め、お客様との関係値を構築していくことです。メルマガを通じて関係値を構築するためには商品の売り込みではなく、「この企業からの情報は役に立つな」「この業界・製品に詳しいから何かあったら相談しよう」と思ってもらえるような、メール受信者にとって有益なコンテンツを配信しましょう。
基礎知識集などのハンドブック
有益なコンテンツのひとつが、“基礎知識集”や“選び方ガイド”などのハンドブックと呼ばれる汎用的な情報です。
アペルザカタログではものづくりに関わる技術者向けに日々メルマガを配信しておりますが、最も反響の多いコンテンツがハンドブックで、なんと製品カタログに比べ約12倍(!)ダウンロードされています。
ハンドブックのヒント
ハンドブックに当てはまる資料としては、「内容の大半が『汎用的な知識』で構成されている」資料のことを指しています。例えば、「用語集」や「選び方ガイド」等も該当します。 アペルザカタログでは定期的に基礎知識特集を開催しています。 自分たちだったらどんなコンテンツを用意出来るかな?と思った際にはアペルザカタログ特集一覧から是非参考にご確認ください。
課題解決事例
上記 ハンドブックと同様に、潜在層へ反響が大きいコンテンツが“事例”です。
事例というと社名があってどのような製品で何を改善したかなどの詳しい事例をイメージされる方が多いですが、まだ貴社のことをよく知らない顧客に対してはそこまで詳しい事例を最初から準備する必要はありません。 お客様が普段から気になっていることは、 「今の課題」を「どう解決するか」です。【〇〇 課題を解決できる企業である】ということをPRするためには課題別に簡単な事例を紹介するとよいでしょう。
目的② 自社イベントやセミナーに集客したい
イベントやセミナーは 、その情報自体がメルマガ配信において有効なコンテンツになりますが、セミナー情報などは皆さん日々様々な企業からの情報を受信しています。メール受信者にアクションを起こしてもらうために、そのセミナーに参加するとどんなメリットがあるのかをわかりやすく伝えることを意識しましょう。いつ・どこで・どのように開催するのか、参加するためのアクションは何か、など重要なメッセージを端的に記載することが大切です。
また、イベント等は期限や時間の制限がある緊急性を感じやすいコンテンツなので、そのあたりもアピールできるといいですね 。コンテンツの見出しや書き方については以下の記事も参考にご確認ください。
目的③ 製品の認知を高めたい
製品の認知度を上げるには、製品画像で視覚的にPRできるメルマガは最適なツールです。ただ基礎知識などのターゲットが広く汎用的なコンテンツとは異なり、製品情報はより顕在的なニーズに答えるコンテンツとなります。製品の詳細な仕様を紹介する前に、その製品がどんな課題を解決できるのかを紹介するようにしましょう。
また、認知度を高めるためには配信頻度が非常に重要です。どのくらいの頻度で配信したらいいのだろうと思った方は以下の記事もご確認ください。
配信するネタに困らないために
コンテンツのヒントを集めよう
ネット検索をすれば、様々な企業の多様なコンテンツ情報が手に入ります。また、私たちも日々いろいろなメルマガを受け取っていますが、必ずしも貴社に当てはまるものばかりではないと思います。
貴社の顧客のことをよく知っているのは貴社の営業メンバーやお客様ご自身のはずです。 例えば、以下のようにコンテンツ選定のヒントを集めてみるはいかがでしょうか。
自社の営業メンバーから情報を集める
営業は顧客の最も近くで導入に至ったポイントや日々のお困りごとを聞いている立場だと思います。お客様が日頃から気になっていること=興味があるコンテンツです。社内でなかなか情報の共有かできていない場合には、営業担当一人に声をかけてみましょう。
お客様にアンケートをとる
お客様がどのような内容だったら読みたくなるか、逆にどの点に不満があるか直接アンケートをとるのも有効です。アンケートそのものも立派なコンテンツです 。お客様の生の声を集めたら、必ず次回以降の配信に活かして、より良い配信を目指しましょう。
まとめ
送りたい内容がたくさんあって困る!という方も、送りたいネタが思い浮か ない!という方も、
せっかく配信するなら受け手が読んでくれるメルマガを配信したいですよね 。
メルマガ配信に悩まれた際に 、「自分たちが何を配信したいか」ではなく、「顧客はどのようなコンテンツに興味があるか」を意識してコンテンツを検討してみてください。
また、何度も配信を繰り返すことで、どのようなコンテンツに誰がどんな興味を示してくれているかのデータが蓄積されていきます。まずは諦めずにメール配信を続けていきましょう。